|
||||||
|
漢方大辞典 |
|||||||||||
更年期障害とは、妊娠可能な性成熟期から老年期へと移行する時期に見られる一連の症状をいいます。これは、卵巣の機能が低下し女性ホルモンが減少したことにより、自律神経や身体のバランスが崩れることによるものです。症状としては、顔のほてり、過剰発汗、手足腰の冷え、動悸、不眠、イライラ、憂鬱感、頭痛、めまいなどがあります。 |
実証 (体力がある時) |
にょしんさん 女神散 |
のぼせ、頭重感、不眠、不安などの症状がある時 |
中間証 (体力が普通) |
けいしぶくりょうがん 桂枝茯苓丸 |
のぼせ、下腹部が固く、圧痛があるときに用います。 |
虚証 (体力がない時) |
かみしょうようさん 加味逍遙散 |
中間証~虚証まで幅広く用いられ、更年期障害の第一選択薬です。 |
とうきしゃくやくさん 当帰芍薬散 |
虚弱で、めまいや於血があるとき |
関連サイトのリンク |
病名症状から漢方を調べる |
|
|
|
|
|
||
Copyright e840.net All rights reserved. 2012 |