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漢方大辞典/子供の症状(虚弱体質) |
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小児への漢方処方は麻黄を含むもの(麻黄湯、葛根湯、麻杏甘石湯、小青竜湯など)が多く、逆に附子を含むもの(真武湯、桂枝加述附湯など)はあまり用いません。子供への投薬で一番問題となるのは薬の苦さにより服薬拒否です。そこで、単シロップやはちみつなどを加えて服薬させるのが一般的です。 |
成人量(標準量) | 新生児 | 6ヶ月 | 1歳 | 3歳 | 7.5歳 | 12歳 |
1 | 1/10 | 1/5 | 1/4 | 1/3 | 1/2 | 2/3 |
実証 (体力がある時) |
しょうさいことう 小柴胡湯 |
扁桃腺やリンパ節が肥大したり、熱を出して風をひきやすい |
しょうせいりゅうとう 小青竜湯 |
気管支ぜんそくを有している小児が感冒にかかるとき | |
まきょうかんせきとう 麻杏薏甘湯 |
口渇、呼吸困難を起こす小児 | |
中間証 (体力が普通) |
さいこけいしとう 柴胡桂枝湯 |
かぜをひきやすく、腹痛を起こしやすい小児 |
虚証 (体力がない時) |
しょうけんちゅうとう 小建中湯 |
疲れやすく、腹痛やよく鼻血を起こす虚弱児に用いる。 |
おうぎけんちゅうとう 黄耆建中湯 |
よく化膿性の疾患にかかりやすい | |
りっくんしとう 六君子湯 |
胃弱で食欲がなく元気のない虚弱体質。 | |
にんじんとう 人参湯 |
胃弱で下痢をしやすく唾液が多い。 |
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