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漢方大辞典/心身症 |
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心身症とは、心的要因(ストレスなど)により身体的疾患を引き起こすものをいいます。たとえば、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、副腎皮質の肥大などがそれに当たります。ストレス反応には時間的経過があり、それを警告期、抵抗期、疲弊期に分けることができます。警告期はストレスを受けたことを知らせる注意報、抵抗期はストレスに対する防御反応、疲弊期はストレスの強さに負け身体に影響が出た状態をいいます。 |
実証 (体力がある時) |
おうれんげどくとう 黄連解毒湯 |
精神が異常に興奮したり、のぼせがある時に用います。 |
さいこかりゅうこつぼれいとう 柴胡加竜骨牡蛎湯 |
動悸、イライラ、不安感があり、胸部からわきにかけて苦しくはる感じがある時に用います。 | |
中間証 (体力が普通) |
よくかんさん 抑肝散 |
精神が緊張し、イライラがある時に用います。 |
虚証 (体力がない時) |
かみしょうようさん 加味逍遙散 |
更年期などによる不眠などに用います。 |
けいしかりゅうこつぼれいとう 桂枝加竜骨牡蛎湯 |
体力の低下した人の動悸などに用います。 |
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