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漢方大辞典/じんま疹 |
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じんま疹は、かゆみを伴って発症し、境界がはっきりしたな円形~地図状の隆起した疹を特徴とする疾患です。基本的には一過性が一般で、数時間で消失するのが普通です。しかし、中には慢性化し、一か月以上続く場合もあります。原因は、食事、薬物、物理的刺激、感染性、心因性などがあります。 |
実証 (体力がある時) |
だいさいことう 大柴胡湯 |
便秘や季肋部に苦満感がある時に用います。 |
いんちんこうとう 茵陳蒿湯 |
口渇と尿が少ない時と便秘がある時に用います。 | |
かっこんとう 葛根湯 |
肩こりや腹部の筋肉の緊張が良好なものに用います。 | |
おうれんげどくとう 黄連解毒湯 |
のぼせ気味で興奮傾向や血色がよい時に用います。 | |
中間証 (体力が普通) |
じゅうみはいどくとう 十味敗毒湯 |
季肋部に苦満感がある時に用います。 |
いんちんごれいさん 茵陳五苓散 |
口渇、尿減少、浮腫に黄疸がある時に用います。 | |
虚証 (体力がない時) |
しんぶとう 真武湯 |
冷え症で虚弱体質の時に用います |
こうそさん 香蘇散 |
食事性のじんま疹で用います。 |
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